冬のぎっくり腰、その原因は「水分不足」かもしれません

この時期になると、

「ぎっくり腰になってしまって…」

という相談が一気に増えてきます。

年齢や運動量に関係なく、
毎年ほぼ同じタイミングで起こるのが特徴です。

これは偶然ではなく、
冬ならではの体の状態が関係しています。

ぎっくり腰が起きるのは、意外なタイミング

ぎっくり腰というと、
激しい動きをした時に起きるイメージがあるかもしれません。

ですが、実際に多いのは
もっと日常的な動作です。

  • 年末の大掃除で体を前に倒した時
  • くしゃみをした瞬間
  • 朝、洗面所で顔を洗っている時
  • 靴下を履こうと前屈みになった時

「え、そんなことで?」

と思うような動作で起きることが、とても多いのです。

これは、その動作が悪いのではなく、
その時点で、腰の筋肉がすでに限界に近づいていたということ。

冬は、腰の筋緊張が高まりやすい

寒くなると、体は無意識に力を入れます。

  • 体を丸める
  • 肩に力が入る
  • 全身がこわばる

これは体温を保つための自然な反応ですが、
その状態が続くと、
腰まわりの筋肉も緊張したままになりやすい。

筋緊張のレベルが高い状態で、
何かしらの動作をした瞬間、
ぎっくり腰が起こります。

つまり、
ぎっくり腰は

腰の筋肉の緊張度が高まっている時に、動いた結果

とも言えます。

水分不足は、冬のぎっくり腰の大きな要因

ここが、
今回いちばんお伝えしたいポイントです。

冬は、夏に比べて
喉の渇きを感じにくくなります。

その結果、
水分摂取量が大きく減っている人がとても多い。

水分が不足すると、
体の中の水分バランスを保つために
腎臓に負担がかかります。

臨床をしていると、
冬にぎっくり腰を起こす方の多くに、
腎臓の疲れが関係していると感じるケースが少なくありません。

実際、
腎臓に負担がかかっている方に
その場で水を飲んでもらうと、
それだけで腰の痛みが軽減することも多いです。

水分が入ることで腎臓の負担が和らぎ、
腰まわりの筋緊張が下がるためだと考えています。

水分は足りていますか?目安は1日2L

ここで一度、
思い返してみてください。

  • 今日、どれくらい水を飲んだか
  • コーヒーやお茶ではなく、水をどれくらい飲んでいるか

人の体から1日に体外へ出ていく水分量は、
おおよそ 2.5リットル と言われています。

そのうち、
食事から摂れる水分は約0.5リットルほど。

つまり、
飲み物としては約2リットルを目安に摂りたいところです。

冬は特に、
意識しないとこの量に届いていない人が多い印象です。

尿の色も、水分量のひとつの目安

もうひとつ、
わかりやすい目安があります。

尿の色です。

特にサプリなどを飲んでいないのに、
尿の色が濃い状態が続いている場合、
体の中の水分が足りていない可能性があります。

もちろん時間帯や体調にもよりますが、
薄い色に近いほうが、
体には水分が行き渡っているサインと考えてよいでしょう。

「腰の違和感」は、見逃してはいけないサイン

ぎっくり腰になる前、
多くの人が次のような感覚を感じています。

  • 腰が張る
  • 重だるい
  • 伸ばしにくい
  • なんとなく違和感がある

この段階では、
まだ強い痛みは出ていないことがほとんど。

ですが、
腰の筋緊張はすでに高まっています。

この状態で、
水分不足が続いたり、
普段どおりに動いてしまうと、
ある瞬間に限界を超えてしまう。

それが、
ぎっくり腰として表に出てきます。

ぎっくり腰は、防げることが多い

ぎっくり腰は、
突然起きた不運な出来事ではありません。

腰の筋緊張が高まっている状態に、
水分不足や日常動作が重なった結果として起きるものです。

だからこそ、

  • 腰に違和感がある時は、無理に動かない
  • 冬でも、水分を意識してとる
  • 「最近、水を飲んでいないな」と感じたら、まず一杯飲む

こうした小さな意識だけでも、
ぎっくり腰のリスクは大きく下がります。

もし今、
腰に少しでも違和感があるなら、
まずは今日の水分量を見直してみてください。

それだけでも、
体はずいぶん楽になります。

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