手術しかないと思われたヘルニアが、自然と落ち着いていった理由。

2ヶ月ぶりに、椎間板ヘルニアで苦しんでいた友人に会いました。

前回会ったときは、

  • 10分歩けば痺れて動けなくなる
  • 座っているだけでお尻〜脚にかけて強い痺れ
  • 仕事がままならない
    という状態で、今週末に手術を受ける予定まで決まっていました。

ところが昨日会うと、状況は大きく変わっていました。

  • 痛みはほぼ消失
  • 歩行時に少し痺れが残る程度
  • 長時間座っていても問題なし
  • 手術は不要になった

施術直後に劇的に良くなったわけではなく、
時間の経過とともに徐々に落ち着いていったとのことでした。

2ヶ月後の再チェックで見えた「身体の変化」

念のため身体を確認しました。

  • 前回強かった腰椎5番(L5)の可動は良好
  • 腰に集中していた負荷はほとんど消失
  • 以前は脚を曲げたときにあった股関節の詰まり感もゼロ

身体のバランスが戻り始めると、
“腰に負担が集まり続ける状態”が自然と減っていきます。

腰は“かなめ”。負担が集まる仕組み

「腰」という字は“肉(月)+ 要(かなめ)”でできています。
まさに腰は身体の“要(かなめ)”の部分で、全体のバランスを受け止める場所です。

家に例えると、
壁や柱のどこかに不具合があれば、
最終的に中心の柱にゆがみが集中するようなものです。

腰の痛みは“腰が悪い”のではなく、
周りの問題を腰が引き受けているケースがとても多いのです。

椎間板ヘルニアは何が起きているのか

椎間板ヘルニアは、構造的な問題の典型例です。
ヘルニア(Hernie)」はドイツ語で “飛び出る” という意味。

背骨と背骨のあいだにある椎間板(グミのようなクッション)が、
過剰な上下圧やゆがみのストレスによって後ろへ押し出されることがあります。

これが「飛び出る=ヘルニア」。
押し出された椎間板が神経を圧迫すると、

  • 脚のしびれ
  • 筋力低下
  • 重度では歩行困難
    といった症状につながります。

重要なのは、
椎間板が飛び出したことそのものより、
なぜそこにだけ負荷が集中したのか

ここに本質があります。

今回の施術でどこを整えたのか手術目前だった友人の椎間板ヘルニアが、時間の経過とともに自然と落ち着いていきました。
腰そのものではなく、“腰に負担をかけていた原因”に目を向けることで起きた変化について書いています。

友人への施術でアプローチしたのは2つだけです。

  • 胎児期の影響が残っていた頭蓋骨・硬膜の緊張
  • 小学生の頃の足首捻挫が残していた筋膜の癒着

腰は検査では触れていますが、
腰を調整するアプローチは一切していません。

腰は「負担が集まる出口」なので、
腰だけ整えても変化が続きにくいことがほとんどです。

一方で、
腰に負荷を送り続けていた原因側が整うと、
時間の経過とともに自然と症状が落ち着いていくことが多いです。

友人の経過はまさにこのパターンでした。

まとめ:手術を決める前に考えておきたい視点

椎間板ヘルニア
坐骨神経痛
脊柱管狭窄症

…こういった腰にまつわる症状は、

“腰そのものの問題”というより、
腰以外のどこかに長期間負担がかかり続けた結果として現れる

ことが多いです。

もちろん、症状の進行度合いによっては手術が必要なケースもあります。

ただ今回のように、
腰に負担をかけていた原因側が整うことで
手術を予定していたレベルからでも状態が変わっていく
というケースもあります。

もし今、手術を検討している方がいれば、
腰に負担をかけている原因はどこか?
という視点を一度持ってみるのも良いと思います。

この話が、誰かが自分の身体を見直すきっかけになれば嬉しいです。

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